神様に触れること -honowa 12の物語-
八百富神社(蒲郡市竹島)
穏やかな三河湾に浮かぶ島
―竹島―
その島にある八百富神社は
1181年創建と伝えられています。
御祭神は
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)で
開運、安産、縁結びの神として
広く知られています。
昭和7年に
橋が掛けられるまでは
舟で往来していて
海に浮かぶ神社が
神秘的な様相だったことは
想像に難くない。
蒲郡は
観光地として名高い場所ですが、
この島に神社があると知らず、
橋を渡る人も多いそうです。
観光に訪れ、
偶然にも神様に触れる。
そして今度は神様に触れるために訪れ、
観光を楽しむ
いえ、
もしかしたらそれは偶然ではなく、
導かれているのかも知れません。
島は神様が祀られている場所で
商業施設も何もありません。
でも人はそこに足を運びます。
「きっかけは観光でも、
何でもいいんです。
神様に触れることが
大切なんです。」
そう穏やかに語る宮司さんの微笑みが、
三河湾の穏やかな波と重なる。
私たちが日々、
忘れている心のゆとりがそこにはある。
長すぎず、短すぎない橋を歩くうち
風に吹かれ、
波の音を聞き、
自分の過去や現在、未来に
想いを馳せる
神様に合う前に、
心を整える時間をいただける
それはまるで参道のような橋でした。
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